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50%が体験する育児ノイローゼの実態と今すぐできる対策

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多くの人が経験し共感する、育児ノイローゼの実態

"毎日時間に追われ、その中で子どもとの意思疎通もあまりうまくいかず、こちらの言うことを聞いてくれないことが続くと、子どもが相手であってもついつい怒ってばかりになってしまう、というお母さんも多いかもしれません。もちろん、子どもがいう事を聞かないときや、間違ったことをしていたら叱って言い聞かせることは親としてはとてもたいせつなことです。しかし、叱るのではなく怒ったり怒鳴ったりすることが続いてしまったら、イライラがかなりたまっている証拠といえるでしょう。
しかし実際には、そういった子育ての中で起こるイライラは決してめずらしいものではありません。というのも、実態調査によればおよそ半数の人たちは育児ノイローゼを経験しているという結果がでています。
その中でも、子育てでの悩みとして多いのが、ついつい感情的になって叱ってしまうこと、それに母親や父親、どちらか一方にだけ子育ての負担がかたよっていることです。ワンオペ育児などと呼ばれることが多いことからも分かるように、どの家庭でも共感できるお悩みとして定着している感があります。ですから育児ノイローゼは決して珍しくないものであり、誰でもなり得るともいえるかもしれません。"

育児ノイローゼの具体的な症状と原因は?

"女性は特に、出産を経験してから身体のホルモンバランスが大きく変わってこれまでの身体の感覚と変わったと感じる人が多いです。それに加えてもともと周期的にホルモンや自律神経のバランスも変わりやすく、そこに子育てで起こるストレスや睡眠不足が重なっていくと、育児ノイローゼの症状が出やすくなったりします。
育児ノイローゼといっても、その症状は人によってさまざまです。一般的には、睡眠がうまくとれないとか、頭がはたらかず、これまで好きだったことにもあまり興味がわかなくなって無気力な状態が続いてしまう、さらにマイナスなことばかり考えてしまい、負のスパイラルに陥りがちという事が多いです。日常生活の中でも、不必要にたくさん食べてしまったり、その逆で食事がまったく喉を通らなくなることもあります。さらにひどくなってくると、イライラが止まらずに子どもに対しても意味もなく怒鳴ってしまったり、手を上げてしまうなどの行動にあらわれてきます。そして自分の子どもであってもまったく可愛いと思えないとか、自分の精神を保てないといった症状が挙げられます。
こういった症状が起こるのは、とくに核家族がすすんで家族内に話す人もおらず、すべて子育ての負担を負っている場合が多いと言われます。"

こんな状況に陥ってない?育児ノイローゼになりやすい人の3つの特徴

"子どもがいるどの家庭でも、それなりに子育てにおけるお悩みというのはあって当然ですが、そこから育児ノイローゼに誰もがなってしまうのかと言ったら調査でも約半数の人が経験しているという結果が出ているように、なる人とならない人とでほぼ半分に分かれます。
それではその分かれ目はどこかというと、大きく3つ挙げられます。まずもともと性格が真面目な人です。仕事ではもちろん、学校生活の中でも毎日の日常生活の中でも、きちんとしていたいというようなタイプの人は、何事にも完璧主義で責任を負ってしまうことが多いものです。それゆえに、子育てにおいてもミスをしてはいけないとか、すべてうまくいくように完璧にこなしたいという願望が強くなってしまいがちです。
次に、まわりに色々悩みを話せる友だちや家族がいない場合です。日ごろから悩みや愚痴を世間話感覚で話せる環境があったら、ストレスがあっても少しずつ発散できるものですが、家庭の中でも夫あるいは妻とまったく子育てについての悩みを話す機会がない場合です。
最後に、一人の時間を持っていないタイプの人もいます。出産してからというもの、子どもと常につきっきりで一人で好きなことをする時間がまったくもてていないタイプも、ストレスが積み重なりやすくなります。"

育児ノイローゼを防ぐための5つの対処法

"育児ノイローゼは自分にとっても子どもにとっても良いものではありません。明確な線引きは難しいですが、少しでもその症状が和らげば気持ちもラクになれます。
そのために必要な対処法とは、第一に完璧主義をやめる点にあります。たとえば、子どもがご飯をちゃんと食べてくれないとか、好き嫌いが多くて困るといったお悩みも多いものです。しかし毎日の食事で数多くの品目を作って栄養バランスも完璧にして、それをすべて食べてもらおうと考えると負担が多くなってしまいます。1品くらい嫌いな食べ物があったり残したものがあったとしても深く考えずに流せるくらいの大らかさがあっても、子育ての失敗にはつながりません。
そしていつも子どもにつきっきりでなくても良いという考えも必要です。たまには、子どもとは別の時間をもって、自分だけのために時間を使うようにするのも大切です。夫や妻、親戚や信頼できる人に頼って、たまには子育てを休める日をつくると良いでしょう。
少しでも悩みや不安があるときには、近くに気軽にしゃべれる相手がいるというのも大事です。子育ての専門家でなくとも、友だちや家族に話すことができれば、ストレスのおおい子育ての息抜きができるので、ストレスの爆発につながることはなくなります。"

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